2026年8月15日放送のテレビ朝日系「人生の楽園」の舞台は、岩手県遠野市です。
今回の主人公は、大阪から遠野へ移住し、ブルーベリー観光農園「つくしファーム」と民宿を営む打越義之さんと妻の美保子さん。
「いつか自然豊かな田舎で暮らしたい」という思いを胸に抱きながら、長い年月をかけて理想の土地を探し続けたご夫婦です。
そして出会ったのが、“民話の里”として知られる岩手県遠野市でした。
約1万5千坪という広大な土地には、11種類・約1300本ものブルーベリーが育ち、夏になると紫色の実が農園を彩ります。
さらに、自宅の一部を改装して1日1組限定の民宿もオープン。農園を訪れる人たちとの交流を楽しみながら、夫婦で思い描いていた第二の人生を歩んでいます。
今回は「人生の楽園 民話の里 ブルーベリー農園と宿」で紹介される打越義之さん・美保子さん夫妻の歩みをはじめ、遠野市へ移住したきっかけ、つくしファームのブルーベリー、民宿への思いなどを詳しく紹介します。
目次
人生の楽園 岩手県遠野市のブルーベリー農園と宿
2026年8月15日の「人生の楽園」では、岩手県遠野市でブルーベリー農園と宿を営む打越義之さん、美保子さん夫妻の暮らしが紹介されます。
番組タイトルは、
「岩手・遠野市 ~民話の里 ブルーベリー農園と宿~」
です。
今回の物語で注目したいのは、単に農業を始めた移住者というだけではありません。
義之さんはもともと農家ではなく、大阪で鉄道関係の仕事に長年携わってきた会社員でした。
そこから50代になって人生の方向を大きく変え、長年夢見てきたブルーベリー農園と民宿を実現しています。
人生100年時代といわれる現在、50代や60代になってから「本当にやりたかったこと」に挑戦する人も増えてきました。
打越さん夫妻の生き方には、定年後の暮らしや地方移住、田舎暮らしに興味を持っている人にとって参考になる部分が多そうです。
2026年8月15日放送の主人公は打越義之さんと美保子さん
今回の主人公となるのは、打越義之さん65歳と妻の美保子さん62歳です。
義之さんは大阪府出身。
高校卒業後は鉄道会社に就職し、電車の安全運行に欠かすことのできないブレーキの整備に携わっていました。
22歳のころ、医薬品会社で働いていた美保子さんと出会います。
3年間の交際を経て結婚し、その後3人の子どもに恵まれました。
仕事をしながら子どもたちを育て、ごく一般的な会社員家庭として生活していた打越さん夫妻。
しかし義之さんが40代に入るころ、少しずつ「この先の人生をどう生きようか」と考えるようになります。
アウトドアが好きだった義之さんの心の中にあったのが、
「いつか自然に囲まれた田舎で暮らしてみたい」
という思いでした。
当時はまだ漠然とした夢だったものの、その思いが後に大阪から遠く離れた岩手県遠野市への移住へつながっていきます。
ブルーベリー農家を目指したきっかけは一冊の本

義之さんの人生を大きく動かしたものの一つが「農的生活12か月」という本でした。
本の中に書かれていたブルーベリーの育て方を読み、義之さんは次第に農業に関心を持つようになります。
田舎で暮らしたいという思いに、
「ブルーベリーを育ててみたい」
という具体的な目標が加わったのです。
何か新しいことを始めるきっかけは、大きな出来事とは限りません。
一冊の本や、旅先で見た景色、何気なく口にした食べ物が、その後の人生を変えることもあります。
義之さんの場合は、まさにブルーベリーとの出会いが第二の人生を方向づけました。
生ブルーベリージュースの美味しさに感動
さらに義之さんをブルーベリー農園へと向かわせた出来事がありました。
偶然立ち寄ったレストランで、生のブルーベリーを使ったジュースを飲んだのです。
その美味しさに感動した義之さんは、
「ブルーベリーの観光農園をやろう」
と決意します。
本を読んで興味を持っていたブルーベリーが、実際に味わったことで一気に現実的な夢へと変わりました。
観光農園であれば、単に果実を生産して販売するだけではありません。
農園を訪れた人自身がブルーベリーを摘み、その場で味わい、自然に触れる時間を楽しむことができます。
人との交流を大切にしたい義之さんにとっても、観光農園という形は理想に近かったのでしょう。
つくしファーム
〒028-0663 岩手県遠野市附馬牛町下附馬牛5地割60−2
つくしファーム:公式HP
つくしファーム:打越 義之:公式facebook
ブルーベリー農園と一緒に民宿を開きたかった理由

義之さんには、ブルーベリー農園のほかにもう一つ実現したい夢がありました。
それが「民宿」です。
その原点となったのは、義之さんが学生時代に泊まった島の宿でした。
宿のオーナーから家族のように温かく迎えてもらった経験が、何年たっても心に残っていたといいます。
豪華なホテルとは違い、宿を営む人と宿泊者との距離が近いのが民宿の魅力です。
地域ならではの食事を味わったり、地元の人と話したりすることで、一般的な観光旅行とは違った思い出が生まれます。
義之さん自身が若いころに感じた「人の温かさ」を、今度は自分が訪れる人たちに届けたいと考えるようになったのでしょう。
農園と宿を両立できる土地探しを開始
50歳になった義之さんは、本格的に土地探しを始めます。
条件は簡単ではありませんでした。
ブルーベリーを十分に育てられる広い土地が必要です。
さらに、観光客を受け入れる農園として利用でき、民宿として使える家も欲しい。
当初は関西周辺を中心に探したものの、農園と宿の両方を実現できる理想的な物件にはなかなか出会えませんでした。
土地探しは長期化し、月日だけが過ぎていきます。
普通なら途中で諦めても不思議ではありません。
しかし義之さんは理想を捨てませんでした。
そして土地を探し始めてから約7年。
インターネットを通じ、ついに運命ともいえる物件を発見します。
7年探し続けて出会った岩手県遠野市

見つけた場所は、当初探していた関西ではありませんでした。
岩手県遠野市です。
しかも、その土地はブルーベリー農園を始めたい義之さんにとって、驚くほど条件のそろった場所でした。
所有していたブルーベリー農家がリタイアを考えており、土地だけでなく、すでに育っている1000本以上のブルーベリーの成木や家屋まで譲渡するという物件だったのです。
広さは東京ドームを上回る規模。
長年土地を探し続けてきた義之さんにとって、まさに「ここしかない」と思える場所だったのでしょう。
56歳で早期退職し大阪から遠野へ移住
理想の土地との出会いをきっかけに、義之さんは大きな決断をします。
56歳で長年勤めてきた会社を早期退職。
美保子さんとともに大阪を離れ、岩手県遠野市へ移住しました。
大阪から岩手への移住ですから、生活環境は大きく変わります。
気候も文化も人間関係も、それまで暮らしてきた場所とは異なります。
特に遠野は東北地方の内陸部に位置し、冬には厳しい寒さもあります。
憧れていた田舎暮らしであっても、実際に生活するとなれば楽しいことばかりではないはずです。
それでも夫妻が移住を決断できたのは、長い年月をかけて育ててきた夢があったからではないでしょうか。
遠野のつくしファームとは
そして2018年、念願だったブルーベリー観光農園「つくしファーム」を開園しました。
場所は“民話の里”として全国的に知られる岩手県遠野市。
遠野といえば、柳田國男の「遠野物語」を思い浮かべる人も多いでしょう。
山々と田園に囲まれ、昔ながらの農村風景が今も残る遠野は、日本の原風景を感じられる地域として人気があります。
そんな環境の中にあるつくしファームは、打越さん夫妻が長年思い描いてきた「自然の中で暮らしながら人を迎える場所」を形にした農園です。
約1万5千坪にブルーベリー約1300本
つくしファームの大きな特徴が、その規模です。
農園の敷地は約1万5千坪。
そこに11種類、およそ1300本ものブルーベリーが育っています。
一口にブルーベリーといっても、品種によって実の大きさ、甘さ、酸味、香り、収穫時期などに違いがあります。
複数の品種を育てることで、訪れた人が食べ比べを楽しめるのも観光農園ならではの魅力です。
農園いっぱいにブルーベリーが実る夏の風景は、番組でも大きな見どころになりそうです。
大粒が魅力のスパルタン
つくしファームの看板商品の一つとして紹介されるのが「スパルタン」です。
スパルタンは大粒の実が特徴。
大きく育ったブルーベリーは見た目にも存在感があり、生で味わったときの満足感も魅力です。
スーパーなどで購入するブルーベリーとは違い、農園では木になっている完熟した果実を自分で選べる楽しさがあります。
どの実が甘いのか探しながら摘み取ることも、ブルーベリー狩りならではの体験といえるでしょう。
小粒でも糖度が高いアーリーブルー
もう一つ紹介される品種が「アーリーブルー」です。
こちらはスパルタンと比べると小粒ですが、糖度の高さが魅力。
ブルーベリーは「大きければ美味しい」という単純なものではなく、品種によって特徴が大きく異なります。
大粒のスパルタンと甘みの強いアーリーブルー。
こうした品種ごとの違いを楽しめることも、1300本ものブルーベリーを育てるつくしファームの魅力でしょう。
打越義之さんが感じるブルーベリー作りの喜び

ブルーベリー農家になった義之さんは、日々果樹と向き合っています。
植物は人間の都合に合わせて成長してくれるわけではありません。
剪定や草刈りなどの管理を行い、天候を気にしながら、収穫できる日を待ちます。
そのため手間をかけたブルーベリーが無事に実ったときの喜びは格別でしょう。
義之さんは、
「手間暇かけて、収穫の時期に実をつけてくれるのが最高の喜び」
と語っています。
会社員時代とはまったく違う仕事ですが、自分自身が育てたものが形になり、それをお客さんが楽しんでくれる。
そこには農業ならではの達成感があるのでしょう。
つくしファームには1日1組限定の民宿も
ブルーベリー農園を開園してから2年後、打越さん夫妻はもう一つの夢を実現します。
自宅の2階を改装し、民宿をオープンしました。
特徴は「1日1組限定」であること。
大勢の宿泊客を受け入れる大型宿泊施設とは異なり、一組一組とゆっくり向き合うことができます。
これは、学生時代に島宿で温かなもてなしを受けた義之さんが思い描いていた宿の形にも通じます。
遠野の暮らしそのものを味わえる宿
農園に泊まる魅力は、単に一晩過ごせることだけではありません。
朝起きれば周囲には遠野の自然が広がり、季節によっては農作物の収穫など、都会ではなかなかできない体験ができます。
有名観光地を急いで巡る旅行とは違い、その土地の日常に少しだけ入り込み、「暮らすように旅をする」ことができるのが農家民宿の魅力です。
民話や伝承が数多く残る遠野という土地との相性も良く、ゆっくり滞在することで遠野本来の魅力を感じられそうです。
民話の里・遠野だからこそ味わえる田舎暮らし

今回の「人生の楽園」では、ブルーベリーだけでなく遠野の風景にも注目です。
遠野市は岩手県内陸部に位置し、周囲を山々に囲まれた自然豊かな地域です。
河童や座敷わらしなどの民話や伝承が残る土地として知られ、柳田國男の「遠野物語」の舞台として全国的に知られるようになりました。
今でも田園や山里の風景が残っており、どこか懐かしさを感じさせる地域です。
都会から地方へ移住すると、不便になる部分もあります。
一方、四季の変化を身近に感じられることや、地域の人との距離が近いことなど、都市部では得にくい豊かさがあります。
打越さん夫妻が求めていた「自然豊かな土地での暮らし」に、遠野はぴったりだったのでしょう。
紫のブルーベリーがつなぐ地域との交流
「人生の楽園」で毎回大切に描かれるのが、人と人とのつながりです。
今回もブルーベリー農園を舞台に、打越さん夫妻と地域の人々、友人、農園を訪れる人たちとの交流が紹介されます。
移住先で暮らしていくためには、土地や家が見つかればそれで終わりではありません。
新しい地域で人間関係を築き、自分たちの居場所をつくっていくことが大切です。
農園や民宿には自然と人が集まります。
ブルーベリーを摘みに来る家族、遠野を訪れ宿泊する旅行者、農園を支える地域の人たち。
義之さんと美保子さんが愛情を込めて育てた紫色の果実が、人と人をつなぐきっかけになっているのでしょう。
夫婦でかなえた第二の人生

打越さん夫妻の物語で印象的なのは、夢をすぐに実現できたわけではないことです。
義之さんが田舎暮らしを意識し始めたのは40代。
50歳から本格的に土地を探し始め、理想の場所に出会うまで約7年かかっています。
そこから会社を早期退職し、大阪から岩手へ移住。
2018年にブルーベリー農園を開き、その2年後には民宿まで実現しました。
人生を変える決断には勇気が必要です。
しかし同時に、打越さん夫妻の歩みから感じるのは「急がなかったこと」の大切さではないでしょうか。
理想に合わない土地で妥協するのではなく、長い時間をかけて探し続けたからこそ遠野との出会いがありました。
そして一人の夢ではなく、夫婦がお互いを支えながら進んできたことも大きかったのでしょう。
人生の楽園で注目したいつくしファームの見どころ
今回の放送では、次のようなポイントに注目するとより楽しめそうです。
まずは、約1300本ものブルーベリーが育つ農園の風景です。
大粒のスパルタンや甘みの強いアーリーブルーなど、品種による実の違いにも注目したいところです。
そして、大阪で会社員として暮らしていた夫妻が、なぜ遠く離れた遠野を選んだのかという移住までの物語。
さらに1日1組限定の民宿で、どのように訪れる人を迎えているのかも見どころでしょう。
番組では農園の仕事だけでなく、地域の人や友人との交流も描かれます。
「田舎で暮らせば楽園になる」のではなく、自分たちで仕事をつくり、人との関係を築きながら暮らしを育ててきた打越さん夫妻。
その過程こそ、今回の放送で最も心に残る部分かもしれません。
人生の楽園 民話の里 ブルーベリー農園と宿の放送情報
番組名は「人生の楽園」。
人生の楽園:公式HP
今回のテーマは「岩手・遠野市 ~民話の里 ブルーベリー農園と宿~」です。
放送日は2026年8月15日土曜日。
放送時間は18時00分から18時30分の予定です。
舞台は岩手県遠野市。
主人公はブルーベリー観光農園「つくしファーム」を営む打越義之さんと妻の美保子さんです。
ブルーベリー農家への転身、遠野への移住、民宿開業、そして地域の人たちとの交流を通して、夫婦が築いた第二の人生が紹介されます。
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まとめ
2026年8月15日放送の「人生の楽園」では、岩手県遠野市でブルーベリー観光農園と民宿を営む打越義之さん、美保子さん夫妻が紹介されます。
大阪で会社員として家族を支えてきた義之さんが田舎暮らしを意識するようになったのは40代。
一冊の本をきっかけにブルーベリー栽培へ興味を持ち、生ブルーベリージュースの美味しさに感動したことから、観光農園を開くという夢が生まれました。
さらに学生時代に泊まった島宿で受けた温かなもてなしの記憶から、民宿を営むことも目標になります。
50歳から始めた土地探しは約7年。
そしてようやく出会ったのが、1000本以上のブルーベリーと広大な土地、家屋がそろっていた岩手県遠野市の農園でした。
56歳で早期退職し、夫婦で大阪から遠野へ移住。
2018年には「つくしファーム」を開園し、その2年後には1日1組限定の民宿もスタートしました。
現在、約1万5千坪の農園には11種類、およそ1300本のブルーベリーが育っています。
夢を思い描くだけではなく、何年かかっても理想の場所を探し、夫婦で一歩ずつ形にしてきた打越さん夫妻。
美しい遠野の自然、愛情を注いで育てたブルーベリー、そして農園を通じて生まれる人とのつながり。
今回の「人生の楽園」は、これからの生き方や第二の人生を考える人にとっても、多くのヒントを与えてくれる30分になりそうです。
