週末の朝、旅の楽しさと日本各地の魅力を届けてくれる「朝だ！生です旅サラダ」。2025年7月19日（土）の放送では、女優・高島礼子さんが青森県を初めて訪れ、歴史ロマンあふれる縄文遺跡や自然の絶景、美味しいご当地グルメを堪能する様子が紹介されます。さらに、ロコレコでは山之内すずさんが神戸を、コレうまの旅では大仁田美咲アナが徳島を巡り、それぞれの地域の最新スポットやグルメを深掘り。この記事では、番組の見どころをたっぷりとご紹介します。
目次
朝だ！生です旅サラダ高島礼子が青森を旅する
俳優として数多くの作品に出演し、日本を代表する女優の一人である高島礼子さんが、今回初めて青森県を旅します。歴史好きとしても知られる彼女が選んだ旅先は、世界遺産や豊かな自然、そして旬の味覚が揃う魅力満点の場所。番組では、高島さんが感動したリアルな表情やコメントにも注目が集まります。
世界遺産・三内丸山遺跡で縄文ロマンに触れる
旅の最初に訪れたのは、青森市にある「三内丸山遺跡」。2021年に世界文化遺産に登録されて以来、考古学ファンのみならず、歴史や文化に関心のある多くの観光客が訪れるスポットとして人気を集めています。およそ5900年前から1700年間にわたって人々が定住していたとされるこの遺跡では、古代の生活をリアルに感じさせる多くの遺構や復元建物が立ち並びます。
敷地内には、当時の暮らしを再現した大型掘立柱建物や竪穴住居が忠実に復元されており、見学者はまるで縄文時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。また、出土品の展示や解説パネルも充実しており、当時の人々の生活や文化、自然との共生のあり方を学ぶことができます。
高島さんは、丁寧に説明してくれるガイドの案内を受けながら、広大な遺跡内を一歩一歩踏みしめるように歩きました。そして、自らの手で土器作り体験にも挑戦。土の重さや手触り、成形の難しさを体感することで、道具一つを作るのにどれほどの手間と工夫が必要だったのかに驚いた様子でした。「ここに人々が実際に暮らしていたと思うと胸が熱くなりますね。今と違って便利な道具がない中で、自然と向き合いながら日々を生きていたことに尊敬の念を覚えました」と、縄文人の知恵とたくましさに深く感動している様子が印象的でした。
さらに、高島さんは展示室で出土した装飾品や石器を興味深く観察し、当時の美意識や暮らしぶりにも思いを馳せていました。豊かな自然とともに生きていた縄文時代の人々の姿が、高島さんの言葉や表情を通じて生き生きと伝わってきました。
奥入瀬渓流の癒しの清流に感動
次に向かったのは、十和田市と奥入瀬を結ぶ約14kmの美しい渓流、「奥入瀬渓流」。ミシュラン・グリーンガイドでも二つ星を獲得した自然景観で、訪れる人々を魅了しています。新緑の季節から紅葉の時期まで、四季折々の景色が楽しめるこの場所は、自然愛好家や写真家にも人気のスポットです。
渓流の水は、澄み切ったエメラルドグリーンに輝き、心を洗い流すような清らかさ。遊歩道は整備されていて歩きやすく、途中には阿修羅の流れ、雲井の滝、九段の滝などの見どころが点在しています。訪れるごとに新しい発見があり、季節や時間帯によっても表情を変える自然のアートが広がっています。
高島さんは渓流沿いの遊歩道をゆっくりと歩きながら、千変万化する水の流れや木々の緑を堪能。マイナスイオンたっぷりの空気に包まれ、時折立ち止まっては深呼吸し、自然との一体感を楽しんでいました。「自然って、言葉を失うほどの力がありますね」と話していたのがとても印象的です。
また、渓流に差し込む木漏れ日が水面に反射し、キラキラと輝く光景に高島さんは何度もスマホを取り出して撮影。カメラが回っていない時間にも風景に夢中になっていた様子が伝わってきました。途中で出会ったハイカーとの自然な会話にも笑顔があふれ、旅の魅力は風景だけでなく、そこに集う人々とのふれあいにもあるのだと感じさせてくれるひとときでした。
青森の初夏を彩るさくらんぼ狩り体験
青森旅の締めくくりは、旬の味覚を楽しむさくらんぼ狩り。訪れたのは津軽地方の農園で、真っ赤に実ったハート型の大粒さくらんぼがたわわに実る様子に高島さんも大興奮。農園は山々に囲まれた自然豊かな場所にあり、日差しを浴びてキラキラと輝く果実が視界いっぱいに広がる景色は、まるで絵画のような美しさでした。
農園の方から直に教わった「美味しいさくらんぼの見分け方」や、「一番甘いのは朝採れ」という話に感心しながら、木々の間を歩き回りながら宝探しのように果実を選ぶ時間に高島さんも夢中になっていました。新鮮なさくらんぼをその場でもいで口に運ぶと、甘みとほのかな酸味が絶妙で、「こんなに甘くて濃厚なさくらんぼ、初めてです」と感動のコメントを残しました。
さらに、農園では直売所にも立ち寄り、加工品やジャム、さくらんぼを使ったスイーツにも目を輝かせる場面も。
生産者との会話を通じて、気候や土壌の特徴、さくらんぼ栽培の苦労と喜びなどを深く知ることができ、「農家さんの思いが詰まった果実を直接味わえるのは本当に贅沢ですね」と語っていました。さくらんぼ狩りを通して、青森の自然と人の温かさに触れた旅のラストは、視聴者にも心に残る場面となりました。
神戸ニューシーポートで山之内すずが最新スポット紹介
ロコレココーナーでは、神戸出身の山之内すずさんが地元の新スポットを巡ります。今回訪れたのは、2025年4月にオープンしたばかりの「ニューシーポート」エリア。GLION ARENA KOBEや再整備された緑地広場など、新たな観光名所として注目を集めています。
山之内さんは夜景の名所やインスタ映えするフォトスポットを次々に紹介。さらに、海辺のカフェやグルメスポットにも立ち寄り、「ここは何度でも来たくなる場所ですね」と地元愛たっぷりのレポートでした。
有馬温泉で味わう癒しのひととき
さらに神戸旅の続きでは、有馬温泉を訪問。日本三古湯の一つに数えられるこの温泉地は、歴史と情緒が漂う人気の観光地です。古くは奈良時代の書物にも記述が見られ、豊臣秀吉が愛した湯としても知られています。そのため、街中には歴史を感じさせる石畳や町家風の建物が残り、どこか懐かしさを感じさせてくれます。
山之内さんは、金湯・銀湯と呼ばれる二種類の泉質を体験できる宿に宿泊しました。金湯は鉄分を含む赤褐色のお湯で、身体を芯から温める効果が高いと言われており、銀湯は炭酸泉を中心とした無色透明でさらりとした肌触りが特徴です。それぞれのお湯にじっくりと浸かりながら、その違いを楽しんでいました。
また、露天風呂では四季の風景が感じられるよう設計されており、この日は青々とした木々と涼しげな風が心地よく、山之内さんも目を閉じてその雰囲気に身を委ねていました。「身体の芯から温まります」と笑顔で語る姿は、視聴者にも温泉の癒しが伝わるような、生き生きとした表情でした。
温泉の後は、有馬名物の炭酸せんべいや湯葉料理を味わいながら、町をのんびりと散策。有馬川沿いの小道を歩いたり、足湯につかりながら地元の方と触れ合う場面もあり、有馬の魅力を余すところなく紹介してくれました。
澤井一希が生中継で高知・安田町の鮎をレポート
「夏の味覚」として紹介されたのは、高知県安田町の天然鮎。生中継で現地から登場したのは澤井一希さん。清流で育まれた鮎は、香ばしく焼き上げた塩焼きが絶品。
澤井さんは、地元の名人とともに鮎の焼き方や選び方を実演しながら紹介。さらに、鮎の骨酒体験も披露し、「香りと旨味がふわっと広がる贅沢な一杯です」と伝えました。視聴者にとっても夏の食欲を刺激する内容です。
大仁田美咲アナが巡る徳島グルメ旅
「コレうまの旅」では、大仁田美咲アナウンサーが徳島市を訪問。今回の旅では、徳島県の伝統と新しさが融合する食の魅力に迫ります。まず最初に訪れたのは、地元で長年愛されている阿波尾鶏の炭火焼きの名店。高級地鶏として知られる阿波尾鶏は、適度な歯ごたえとコクのある旨味が特徴で、大仁田アナは焼き上がったばかりの一串を頬張り「炭火の香りが染み込んでいて、とても奥深い味わいです」と目を輝かせていました。
特に注目なのは、ミシュランガイドにも掲載された阿波尾鶏専門店での食事体験。店内は木の温もりに包まれた落ち着いた雰囲気で、丁寧に焼き上げられた鶏肉が絶妙な焼き加減で提供されます。香ばしい香りとジューシーな食感に「これは本当に絶品です」と大仁田アナも太鼓判を押します。地元産の野菜を添えた一品料理も楽しめ、素材の良さが活かされた逸品揃いに感動していました。
さらに、地元の方々に愛される隠れ家カフェや市場のグルメも紹介し、徳島の魅力が満載の旅となりました。鳴門金時を使ったスイーツ店では、焼き芋タルトやスイートポテト、冷たいスイーツなどが並び、大仁田アナは「甘さが上品で、お芋本来の味がしっかり伝わってきます」とコメント。また、市場では地元の漁師から直接仕入れた鮮魚を使った丼ぶりを試食し、海の恵みも満喫しました。
旅の途中には、徳島名物のすだちを使ったジュースやポン酢の加工場も見学。その香り高さと爽やかな酸味を味わいながら、徳島の自然が育む食材の奥深さに触れることができました。食べるだけでなく、作り手の思いやストーリーに触れることで、旅の魅力がより一層深まった様子が伝わってきました。
前回の放送では！
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放送情報と出演者のご紹介
■放送日時：2025年7月19日（土）8:00～9:30
■放送局：テレビ朝日系列（全国ネット）
■ゲスト：高島礼子
■レギュラー出演者：松下奈緒、藤木直人、勝俣州和、山之内すず、澤井一希
■アナウンサー：大仁田美咲（ABCテレビ）
■ナレーション：中井美穂（旅の案内人として毎週登場）
朝だ！生です旅サラダ：公式HP
朝だ！生です旅サラダ：公式Instagram
「朝だ！生です旅サラダ」は、1993年の放送開始以来、30年以上にわたって親しまれてきた長寿旅番組です。毎週異なる地域を訪れ、風土や人のぬくもりに触れながら、その土地に息づく魅力を映像とともに届けてくれます。
今回の放送では、青森の縄文遺跡で感じる歴史ロマン、奥入瀬渓流の癒しの風景、神戸の最新スポット、温泉地・有馬の静けさ、高知の天然鮎料理、そして徳島の阿波尾鶏や鳴門金時など、五感で楽しめる旅のエッセンスが満載でした。番組の構成も、ドキュメンタリー性とバラエティ性がバランスよく融合しており、どの世代にも分かりやすく親しみやすい内容となっています。
週末の朝、ゆったりとした時間の中で、まるで自分がその場所を旅しているような気分になれるのが「旅サラダ」の魅力です。旅先の情報を知るだけでなく、出演者たちのリアルな表情やコメントから、旅の喜びが自然と伝わってくるのも本番組ならでは。
見逃してしまった方は、テレビ朝日の公式配信サービスや、各地域の再放送をチェックしてみてください。次回の放送も、また新たな発見があるに違いありません。