石巻に帰ってくる“本物の笑い”とあたたかな絆
2025年秋、宮城県石巻市にまた一つ、待ちに待った“笑い”の祭典が戻ってきます。
その名も「第2回 石巻まきあーと寄席 三遊亭小遊三&林家たい平 二人会」。
開催日は2025年11月24日(月・祝)。舞台となるのは、石巻の新たな文化拠点「マルホンまきあーとテラス 大ホール」です。
今回の寄席は、石巻市新市施行20周年を祝う記念イベントの一環として開催される特別な一日。
テレビ番組「笑点」でもおなじみの名人・三遊亭小遊三師匠、そして同じく「笑点」レギュラーで、石巻市複合文化施設の名誉館長も務める林家たい平師匠が、華やかな共演を果たします。
加えて、明るい三味線漫談で人気の林家あずみさん、若手で勢いのある林家咲太朗さんも登場。
世代とジャンルを超えた“本物の笑い”が、石巻の地を包み込みます。
この記事では、イベントの詳細や見どころ、出演者の素顔、石巻という街の復興と文化への想い、アクセスやチケット情報まで、「これを読めば丸わかり!」という形で丁寧にご紹介します。
目次
第2回石巻まきあーと寄席!家族連れも、おひとり様も、石巻の方も遠方からの方も――
出典:第2回石巻まきあーと寄席:公式HP:https://ishinomaki-fukugo.net/
“笑い”という最高の元気をもらいに、石巻に足を運んでみませんか?
三遊亭小遊三&林家たい平が石巻で競演!夢の顔合わせ
まず注目は、寄席ファンでなくても誰もが知る「笑点」レギュラーの二人が揃って石巻の舞台に立つこと。
三遊亭小遊三師匠の魅力
三遊亭小遊三師匠は、軽妙な江戸弁と歯切れの良い語りで何十年もお茶の間を笑わせてきた実力者。
「笑点」では青い着物姿でおなじみですが、実際の高座では時事ネタから人情噺まで“懐の深さ”が際立ちます。
テレビで見せる柔和な笑顔は、石巻の地でも健在。
小遊三師匠が放つ“粋”と“おおらかさ”、そしてときにホロリとさせる語りの妙味は、生でこそ味わいたい唯一無二の体験です。
林家たい平師匠の温かさ
林家たい平師匠は、明るいオレンジの着物がトレードマーク。
たい平師匠も「笑点」ではボケもツッコミも自在ですが、本来は心に残る人情噺や、老若男女を一気に引き込むサービス精神で多くのファンに愛されています。
そして、石巻市複合文化施設「マルホンまきあーとテラス」の名誉館長も務めるなど、震災後からずっと石巻と共に歩み、街に寄り添い続けてきた方。

今回の“ホーム公演”は、たい平師匠にとっても、石巻の人たちにとっても、かけがえのない一日となるはずです。
若手とベテランが一堂に会する“寄席”ならではのにぎわい
さらに、今回は林家あずみさん・林家咲太朗さんも出演し、若手とベテランが共演する寄席らしい華やかさが魅力です。
林家あずみさんの三味線漫談
寄席で引っ張りだこの三味線漫談家・林家あずみさん。
明るくハツラツとしたキャラクター、楽器の音色に乗せた軽妙なトークで、会場を一気に盛り上げてくれます。
落語を初めて聴く人、寄席ビギナーの方にも“笑いの扉”を開いてくれる存在です。
林家咲太朗さんのフレッシュな高座
そして、たい平師匠のお弟子さんである林家咲太朗さん。
まだ若手ながら、すでに確かな話芸と“伸びしろ”で注目を集めています。
フレッシュな高座、真っすぐな語り口は、今しか味わえない特別なもの。世代を超えた笑いが石巻に咲きます。
石巻市新市施行20周年記念〜合併と復興を祝う、地域と共に歩む笑いの祭典
「第2回石巻まきあーと寄席」は、2025年で新市施行20周年となる石巻市の“祝祭”でもあります。
2005年、石巻市は旧北上町・河北町・河南町・桃生町・雄勝町の5町と合併し、人口も文化も大きく膨らみました。
震災という苦難を経験したこの20年――
だからこそ、地域の「つながり」と「絆」を実感できる、あたたかなイベントが求められてきました。
寄席には昔から「人と人をつなぐ力」があります。
老若男女が肩を並べ、同じタイミングで笑い合う――
その時間は、街に生きる人々の心を優しくほぐし、また明日へ進む“原動力”になるはずです。

石巻の未来を応援する一日として、地元の方はもちろん、遠方からのお客様にも心からおすすめできるイベントです。
マルホンまきあーとテラス大ホール〜最先端の文化施設で落語を満喫
今回の舞台となる「マルホンまきあーとテラス」は、2021年オープンの石巻市の新しい文化の拠点。
大ホールは、音響も照明も最先端。
クラシックコンサートや演劇、講演会まで幅広く対応し、“全席で聞こえ方が良い”と好評です。
建築デザインも洗練され、エントランスやロビーは開放感たっぷり。
バリアフリー設計で、車いすの方やご高齢の方も安心して楽しめます。

寄席・落語という“伝統芸能”を、こんなモダンな空間で味わえるのも、石巻ならではの贅沢です。
【会場情報】
マルホンまきあーとテラス(石巻市複合文化施設)
住所:宮城県石巻市開成1-8【google map】
最寄駅:JR石巻駅から徒歩約10分
駐車場:無料駐車場あり(台数に限りあり)
チケット情報〜早めの予約がおすすめ!家族・友人同士でどうぞ
「第2回石巻まきあーと寄席」は、2025年9月27日(土)午前9時からチケット発売開始。
初日は電話受付なし、窓口販売またはネット販売のみ。1人4枚まで購入可です。
【料金】
・一般:3,500円(当日4,000円)
・高校生以下:1,500円(当日2,000円)
※全席指定・未就学児の入場不可
【プレイガイド】
・マルホンまきあーとテラス
TEL:0225-98-5630
・河北総合センター ビッグバン
TEL:0225-62-1120
・遊楽館
TEL:0225-72-3561
・オンライン販売(セブンイレブンで発券可能)
※ネット購入には会員登録が必要
地元の方はもちろん、遠方からの観光・帰省を兼ねてのご来場も大歓迎。

家族や友人同士、ぜひ早めの予約で良席をおさえてください。
第2回 石巻まきあーと寄席三遊亭小遊三&林家たい平 二人会:公式HP
マルホンまきあーとテラス:公式 X
石巻で落語を見る“特別さ”とは?〜街と笑いと人のチカラ

石巻市は、東日本大震災の際には多くの困難を乗り越えてきました。
そんな街だからこそ、文化や芸術に触れる機会をとても大切にしてきた歴史があります。
落語会もそのひとつ。
笑いには、心の緊張をほどき、人と人の距離を縮める“魔法”の力があります。
今回の寄席は、単なる娯楽イベントではありません。
市民の「心の復興」、地域の「元気づくり」、そして「みんなで同じ場所に集まり、同じ笑いを共有する体験」そのものが、石巻という街のこれからにとって、かけがえのない価値となるのです。
林家たい平師匠は、被災地支援のため何度も石巻を訪れ、地元の人々と心を通わせてきました。

今回の“帰郷”のような公演は、たい平師匠にとっても石巻市にとっても、特別な意味を持つに違いありません。
公演の楽しみ方〜初心者も子どもも大歓迎!寄席ならではの温かい空気
「落語は初めて…」「寄席って難しそう?」
そんな心配はいりません。
三遊亭小遊三師匠、林家たい平師匠は“分かりやすさ”と“楽しさ”を最重視するエンターテイナー。
日常のあるあるネタや、家族で笑えるユーモアもたっぷり。
林家あずみさんの三味線漫談は、お子さんやご年配の方も自然に引き込まれるはずです。
また、寄席独特の“手ぬぐい”や“扇子”を使ったパフォーマンス、客席とのやりとり、師匠同士の掛け合い――
生の舞台だからこその熱気と臨場感は、どんなエンタメとも違う特別な時間。

開場前にはロビーでパンフレットや記念品の販売、地域グルメの出店もあるかもしれません(最新情報は会場公式HPをご確認ください)。
石巻観光もセットで楽しもう〜まきあーとテラス周辺おすすめスポット
石巻まきあーと寄席をきっかけに、ぜひ石巻の街歩きも楽しんでみませんか?
・石ノ森萬画館(石ノ森章太郎作品がテーマの体験型ミュージアム)
・石巻市街地の復興商店街や地元グルメ
・海辺の景色や旧北上川沿いの散策路
・東日本大震災伝承施設やメモリアル公園
・季節のイベント(秋の石巻は鮭祭りや各種収穫イベントも豊富)
まきあーとテラス周辺は、駅近・観光地至近でアクセス抜群。
落語だけでなく、石巻そのものをまるごと味わう一日をプランしてみてはいかがでしょう。
お泊まりは!
お問い合わせ・主催者情報
【問い合わせ先】
マルホンまきあーとテラス
TEL:0225-98-5630
【主催】
石巻市/石巻市教育委員会/いしのまき・みらいクリエイション
【共催】
ミヤギテレビ
【後援】
石巻日日新聞社/三陸河北新報社(石巻かほく)/ラジオ石巻FM76.4
【協力】
石巻グランドホテル
まとめ〜石巻でしか味わえない、笑いと感動の一日をあなたに
「第2回 石巻まきあーと寄席 三遊亭小遊三&林家たい平 二人会」は、単なる落語公演ではありません。
“石巻の街”と“落語の名人”、そして“地元と全国のファン”をつなぐ、かけがえのない“笑いの宴”です。
笑顔は心の栄養。
生で感じる語りの力、拍手や笑い声に包まれる一体感――
それは、ネットやテレビの時代だからこそ、ますます貴重な体験です。
老舗寄席の雰囲気と石巻の温もり、どちらも一度に味わえる特別な一日。
2025年11月24日、ぜひマルホンまきあーとテラスで、家族や大切な人と、思いきり笑い合いましょう!

