朝だ生です旅サラダ！内藤剛志と小松利昌の熊本宮崎済州島旅満喫ガイド

土曜日の朝を彩る情報バラエティ番組「朝だ！生です旅サラダ」。2025年8月2日放送回では、内藤剛志さんの古希を祝う特別な旅が大きな見どころとなっています。番組では、内藤さんを祝福するために小松利昌さんが熊本・宮崎を舞台に心を込めた「おもてなし旅」を実施。一方、韓国・済州島では火山島特有の文化や伝統に触れる海外旅が展開され、視聴者を異国情緒たっぷりの世界へ誘います。そして、日本縦断コレうまの旅では徳島県美馬市の地元グルメにスポットを当て、地域の魅力を掘り下げます。この記事では、それぞれの旅の魅力や訪れる際のポイントをわかりやすく解説し、旅を計画するうえで役立つ情報も併せてお届けします。

朝だ生です旅サラダ【番組の魅力を凝縮した三本柱】

朝だ生です旅サラダ【番組の魅力を凝縮した三本柱】

2025年8月2日の放送回は、旅サラダファン必見の豪華三本立てとなっています。「ゲスト旅」「海外旅」「コレうま旅」という三つの異なるテーマの旅が、一つの放送内で同時に展開され、まさにバラエティ豊かで旅の魅力が凝縮された内容です。

・ゲスト旅：俳優・内藤剛志さんが70歳の節目となる古希を迎えるにあたり、盟友・小松利昌さんが心を込めて企画した熊本と宮崎の感動旅。温泉や神話の舞台を巡りながら、祝福と癒やしに満ちた時間を共有します。

・海外旅：韓国・済州島を舞台に、火山地形に育まれた独特の石文化や、昔ながらの生活様式に触れる体験型の異文化探訪。自然・歴史・食の三拍子が揃った異国の旅に視聴者を誘います。

・コレうま旅：四国・徳島県美馬市の地元グルメを求めて、大仁田美咲アナウンサーが足を運び、地元の食材や人々の温かさに触れる、食と人情に満ちた味わい旅。直売所の隠れた名品や、地域に根差した一皿を丁寧に紹介します。

これら三つの旅はただ並列で放送されるのではなく、巧みに交互に挿入されることで視聴のリズムにメリハリが生まれ、それぞれの魅力がより一層引き立つ構成となっています。国内外の魅力が一気に味わえるのは「朝だ！生です旅サラダ」ならではの醍醐味であり、日常の中で気軽に旅気分を味わえる絶好の機会でもあります。

朝だ生です旅サラダ：公式HP

【内藤剛志さんの古希を祝う熊本・宮崎の感動旅】

小松利昌さんが企画した今回のお祝い旅は、九州の豊かな自然と古代からの神話に彩られたスポットを織り交ぜた贅沢な構成です。俳優として数々の作品で人々を魅了してきた内藤剛志さんの人生の節目を、特別な景色と文化体験で彩ります。視聴者にとっても、単なる観光では得られない心温まる「感動の旅」を追体験できる放送となっています。

●わいた温泉郷で始まる癒やしの旅

熊本県阿蘇郡小国町にあるわいた温泉郷は、まるで時間がゆっくりと流れるような静けさと自然美が魅力の温泉地です。湧蓋山（わいたさん）の麓から湧き出る源泉かけ流しの湯は、透明ながら青みを帯びた神秘的な色合いを見せ、訪れる人々を非日常の世界へ誘います。

なかでも「豊礼の湯」は、湯船の下から湧き出す湯に足を浸した瞬間から、身体の芯まで温まり、旅の疲れを一気に癒やしてくれると評判です。露天風呂に浸かりながら眺める阿蘇の山々は、心にも深い安らぎを与えてくれます。温泉だけでなく、温泉蒸気を活用した地獄蒸し料理や、地元野菜を使った軽食も楽しめ、五感で満たされるひとときが過ごせます。

●神秘の地・高千穂で神話に触れる

熊本を後にした二人が次に向かったのは、宮崎県高千穂町。ここは、日本最古の神話「天岩戸伝説」の舞台として広く知られる神聖な地です。まずは高千穂峡を訪れ、手漕ぎボートで渓谷を進む体験からスタート。切り立つ柱状節理の岩肌と、間近に流れ落ちる真名井の滝は、まさに自然が造り出した芸術作品のようで、内藤さんもその景色に言葉を失うほど見入っていました。

次に訪れた天岩戸神社では、神楽殿での奉納舞の体験や、神話の説明を受けながらの参拝が紹介され、歴史と神秘が交差する貴重な時間が流れます。境内の木々が風にそよぐ音、鳥のさえずり、そして参道に広がる静謐な空気が、心に染み入るように感じられます。神話の中で語られる天照大御神の物語と、今を生きる私たちの想いが重なり合い、ただの観光とは一線を画す深い体験となるのです。

さらに、高千穂では地元のガイドと共に神話にまつわるスポットをめぐる散策ツアーも紹介され、視聴者も実際に訪れてみたくなるような実用情報も盛り込まれていました。夜には星空スポットでの撮影も行われ、満天の星が静かな山間に広がる様子は、まさに人生の節目にふさわしい贈り物のようでした。

【済州島の旅で触れる異文化体験】

済州島は韓国の中でも人気が高い観光地で、独自の歴史や自然が調和した独特の文化が魅力です。特に火山活動によって形成された地形と、それに由来する石文化は、この島ならではの特徴といえるでしょう。自然の厳しさと人々の暮らしが融合した済州島の旅では、ただの観光にとどまらない深い学びと感動が得られます。

●済州石文化公園で学ぶ「石の島」

済州島の成り立ちを象徴する場所の一つが、済州石文化公園です。ここでは、火山島特有の地質に関する展示だけでなく、石を神聖なものとして崇めてきた済州の歴史と信仰も学べます。石を削って作られた伝統的な守り神「トルハルバン」や、石垣の構造、さらに火山岩を活用した住居の模型などが展示され、済州の生活文化と信仰の融合を体感できます。

また、園内には五百将軍像が並ぶエリアがあり、それぞれの像には古くから伝わる伝説や物語が付随していて、ガイドの解説を聞きながら巡ると、より深い理解が得られます。石の持つ力や意味を通して、済州の人々の暮らしの精神性に触れることができる貴重なスポットです。

●民俗村での暮らし体験

済州民俗村では、韓国の他地域とは異なる済州島独自の生活スタイルを、実際に見て体験することができます。伝統的な藁ぶき屋根の家や、溶岩石を積み上げた風除けの壁など、自然と共生するための知恵が詰まった建築が再現されています。

体験型のプログラムでは、地元のおばあちゃんたちと一緒にキムチを漬けたり、旬の海藻を天日干ししたりといった昔ながらの作業に参加できます。また、済州の女性漁師「ヘニョン」の文化を紹介する展示もあり、過酷な自然と向き合いながら暮らしてきた女性たちの力強さと知恵に触れることができます。

日々の暮らしの中に根ざした儀式や祭りも紹介されており、ただの民芸展示ではなく、済州の人々が培ってきた「生きる術」を五感で体験できる点が大きな魅力です。

●済州グルメを堪能

旅の締めくくりには、済州ならではのグルメを味わいます。アワビ粥は、丁寧に下処理されたアワビの旨みが凝縮され、胃にやさしい朝食としても定番です。太刀魚は、済州近海で獲れる脂ののった個体を使い、塩焼きや煮付けなどの家庭的な料理で提供されます。

さらに、済州島は韓国随一の柑橘の産地としても知られています。みかんを使ったデザートやジュース、さらには皮を使った発酵食品まで、風味豊かなバリエーションが堪能できます。

また、済州特有の発酵文化を活かした調味料や保存食も紹介されており、地元の市場ではそれらを購入することも可能です。食文化を通じて、その土地の気候・風土と人々の暮らしぶりがしっかり伝わるのが、済州グルメの奥深さと言えるでしょう。

【徳島・美馬市のコレうま旅】

日本縦断コレうまの旅では、四国の自然と歴史に恵まれた美馬市に注目が集まりました。今回の旅人であるABCテレビの大仁田美咲アナウンサーが、町の空気を感じながら地元グルメを一品一品丁寧に紹介していきます。美馬市は吉野川流域に位置し、古くから交通と農業の要衝として発展してきました。その風土が育む豊かな食材と、受け継がれる家庭の味がこの旅の大きな見どころです。

●地元の食材を活かした名物料理

美馬の農家が手塩にかけて育てた旬の野菜を中心とした「田舎料理定食」は、素朴ながらも滋味深い味わいで、訪れる人の心と体を優しく満たします。特に注目は、美馬産の小松菜やごぼう、椎茸などが味噌や醤油ベースの煮物、和え物として提供される点です。

また、徳島が誇る地鶏「阿波尾鶏」を使った唐揚げは、外はパリッと中はジューシーな逸品で、大仁田さんも思わず笑顔に。地元産のお米を使った塩むすびや炊き込みご飯も登場し、米本来の甘みと香りが感じられる仕上がりです。さらに、道の駅や直売所では、手作りのこんにゃく、ゆず味噌、干し柿など、食べ歩きにぴったりな加工品も多く並び、視聴者の食欲をそそります。

スイーツにも注目。地元産のブルーベリーや和三盆を使ったプリンやジェラートは、見た目にも可愛らしく、お土産にも最適です。地域の素材と愛情が詰まった味は、ただ「おいしい」だけでなく、作り手の思いが伝わるようなあたたかさを持っています。

●地域密着型の取材スタイル

大仁田さんの取材スタイルは、ただ料理を食べるだけではありません。自ら畑に足を運び、農家さんの仕事の様子を見学したり、収穫体験に参加したりすることで、食材の背景をリアルに伝えます。実際に取材で訪れた農園では、高齢のご夫婦が無農薬にこだわり、手作業で畑を守っている様子が紹介されました。

さらに、料理人との対話を通じて、料理に込められた工夫や地域への愛情も深掘りされていきます。美馬の風景とともに届けられる料理の物語は、視聴者にとって単なる“グルメ”を超えた体験として印象に残ることでしょう。

また、町の人々とのふれあいを通して、地域に根ざした「おもてなしの心」や世代を超えて受け継がれてきた味への誇りが随所に感じられます。大仁田さんが紹介する一品一品は、美馬の自然や歴史、人々の暮らしと密接に結びついており、テレビの前の視聴者にも、まるで自分が旅しているような臨場感をもたらしてくれます。