人生の楽園は新潟上越市!マリキータとそば処なおじろうの物語!10月11日放送

人生の楽園は新潟上越市!マリキータとそば処なおじろうの物語!10月11日放送

スポンサーリンク

〜人生の「これから」を生きるヒントを探して〜

人生の楽園」という番組をご覧になったことはありますか?

都会を離れ、田舎で新たな夢を実現する人々の姿を紹介する人気番組です。2025年10月11日放送回では、新潟県上越市の城下町・雁木通りを舞台に、長年の夢をあきらめず、ついに喫茶店とそば屋を同じ町家にオープンさせたご夫婦の物語が紹介されました。

喫茶店「マリキータ」を切り盛りする妻・西脇美智子さん(73歳)と、そば屋「そば処なおじろう」を営む夫・直行さん(75歳)。

二人は、人生の後半で夢を叶え、それぞれの個性を輝かせながら“夫婦二人三脚”で日々を歩んでいます。

本記事では、上越市の町並みの魅力や、二つの店が生まれるまでのエピソード、人生の“第二章”を生きるヒントを、たっぷりの情景とともにお届けします。

「年齢を重ねても遅くない」「一歩踏み出せば夢は叶う」——そんな勇気がきっと湧いてくる、素敵な夫婦のストーリーです。

スポンサーリンク

人生の楽園!雪国・上越市の雁木通りに誕生した夫婦の夢

新潟県上越市は、北国らしい冬の厳しさと、春夏秋冬の美しさを併せ持つ歴史都市です。

特に高田の雁木(がんぎ)通りは、雪国ならではの「屋根付き歩道」で有名。江戸時代から続くこの雁木は、雪を避けて人々が安心して行き交える工夫として発展してきました。

そんな風情あふれる雁木通り沿いの一角、築百年を超える町家をリノベーションした建物の手前には、カラフルな看板が目をひく喫茶店「マリキータ」。

そして、奥へ進むとしっとりと落ち着いた雰囲気の「そば処なおじろう」が現れます。

てわみ
てわみ

この“同じ屋根の下にある別々のお店”は、二人の人生そのもの。「それぞれ違う道を歩みながら、支え合い、共に生きる」という夫婦の絆を、そのまま形にしたような場所です。

喫茶店マリキータの誕生ストーリー 〜夢をあきらめなかった理由〜

「マリキータ」は、美智子さんがずっと心に抱いていた“青春時代からの夢”でした。

美智子さんは、若いころ長野県の短大に通い、初めての一人暮らしに挑戦します。

ホームシックや新生活の不安を癒やしてくれたのが、近所の小さな喫茶店。「マスターが何気なくかけてくれる言葉や、コーヒーの香りに心がほぐれて…」

その温かい記憶が、美智子さんの原点になりました。

やがて結婚し、子育てや介護に追われる日々。

「喫茶店を開きたい」という夢は、しばらく心の奥にしまわれることになります。

美智子さんは3人の子どもを育てながら、夫・直行さんの母親を15年以上も介護。さらに介護施設で働き、家計を支えてきました。

「自分のやりたいことなんて、今は無理」と思っていた日々——それでも“いつか自分のお店を持ちたい”という願いは消えませんでした。

そんなある日、介護施設の利用者からこんな言葉をかけられます。

「旦那さんが元気なうちに、やりたいことをやらないと、きっと後悔するよ。」

てわみ
てわみ

このひと言が美智子さんの背中を押しました。「今しかない」と決意し、ついに夢だった喫茶店を開くことにしたのです。

てんとう虫のように幸せを運ぶ「マリキータ」の魅力

出典:上越妙高タウン情報:公式HP:https://joetsu.yukiguni.town/gourmet/255691/

「マリキータ」はスペイン語で「てんとう虫」という意味。

美智子さんは、「ここを訪れる人が、てんとう虫のように小さな幸せを持ち帰ってほしい」との願いから、この店名をつけました。

店内は、町家の木の温もりを生かした落ち着いた空間。窓から差し込むやわらかな光、手作りのカウンター、季節ごとの花がそっと飾られています。

「マリキータ」は、まるで昔ながらの“ご近所の居場所”のような、どこか懐かしい雰囲気に包まれています。

美智子さんが心を込めて淹れるコーヒーは、ふわりと優しい香り。

自家製のシフォンケーキや季節のスイーツ、モーニングセット、軽食なども人気です。

地元の常連さんだけでなく、観光で上越市を訪れた方も「ほっとできる」「旅先で出会えてよかった」と評判に。

カウンター越しの何気ない会話、遠方から来る“人生の先輩”との交流。

てわみ
てわみ

「ここに来ると元気になる」「おしゃべりしているだけで楽しい」と、老若男女が集う憩いの場となっています。

夫の挑戦 そば処なおじろう誕生まで 〜妻の夢に刺激されて〜

出典:上越妙高タウン情報:公式HP:https://joetsu.yukiguni.town/gourmet/255691/

一方、夫・直行さんの人生もまた“第二の青春”そのものでした。

現役時代は地元企業に長年勤め上げ、定年退職。その後は「のんびり過ごそう」と思っていたそうですが、家の中で見ていた美智子さんの活き活きとした姿に、「自分も何かやってみたい」と思うようになりました。

実は、直行さんには“そば打ち”という趣味がありました。

自宅で麺を打ち始めて十数年、家族や親せき、ご近所にふるまっては「本格的で美味しい」と好評。

てわみ
てわみ

「どうせならお店としてやってみたい」と一念発起。夫婦の夢が合わさり、町家の奥にそば屋を構えることに。

こだわり抜いた味 そば処なおじろうの美学

出典:上越妙高タウン情報:公式HP:https://joetsu.yukiguni.town/gourmet/255691/

「そば処なおじろう」は、静かに佇む落ち着いた和の空間。

一歩入れば、そば粉の香りがふわりと漂い、どこか心まで清められる気分になります。

直行さんのそば打ちのこだわりは、「三たて」(挽きたて・打ちたて・茹でたて)に徹すること。

そば粉は新潟県産を中心に、季節ごとに最適な産地を選んで仕入れ。

その日使う分だけを丁寧に石臼で挽き、職人技で一気に打ち上げます。

「いい素材を使い、心を込めて打つこと。それだけは絶対に譲れない」と語る直行さん。

麺の太さ、コシ、香り、のど越し。すべてに神経を注ぎ、蕎麦好きも納得する一杯に仕上げます。

そばはシンプルに「ざるそば」「かけそば」をはじめ、天ぷらや季節の小鉢もつく丁寧な御膳仕立て。

旬の山菜や野菜の天ぷらは、サクッと軽く揚がり、蕎麦との相性も抜群です。

てわみ
てわみ

「そば処なおじろう」の味を求めて、地元客はもちろん、口コミを見て遠方からやってくる方も増えているそうです。

カフェ マリキータ/そば処 なおじろう

  • カフェ マリキータ/そば処 なおじろう
  • 上越市仲町6-1-1【google map
  • カフェ マリキータ:080-5696-2709
  • そば処 なおじろう:090-2421-0949
  • カフェ マリキータ:10時~18時(17時30分LO)金曜は10時~14時、17時~21時(20時30分LO)
  • そば処 なおじろう:11時~14時30分(14時LO)
  • 定休日:月・火曜、ほか不定休
  • 駐車場:店斜め前の山口建設株式会社の駐車場2台、株式会社まるやす前の駐車場4台
    ※そのほか、高田駅前立体駐車場の駐車券を提示すると30分無料券を進呈します。

夫婦で歩む“別々だけど一緒”の暮らし

出典:上越妙高タウン情報:公式HP:https://joetsu.yukiguni.town/gourmet/255691/

同じ町家の中に、喫茶店と蕎麦屋。

入り口は違うけれど、どちらの店にもお互いの思いやりと支え合いが詰まっています。

例えば、店の合間には「コーヒー一杯どう?」と美智子さんが夫をねぎらったり、直行さんが厨房から店内の様子を気にかけたり。

お互いに干渉しすぎず、適度な距離感で尊重し合う——それがこの夫婦のスタイルです。

てわみ
てわみ

「別々の夢だけど、根っこは同じ。お互いの人生を応援できることが一番の幸せ」と、二人は笑顔で話します。

上越市の歴史と地域への思い 〜夫婦が伝えたい“ふるさとの力”〜

上越市は、かつて高田藩の城下町として栄え、今も古き良き街並みや文化が残る地域です。

春は高田公園の桜並木、夏は祇園祭や花火大会、秋は紅葉、冬は幻想的な雪景色。

歴史的建造物や町家が並び、観光スポットとしても人気があります。

「マリキータ」や「そば処なおじろう」は、そんな上越の風情や人情を今に伝える場所です。

「観光で訪れた方にも、地元の魅力や人の温かさを感じてほしい」と、ご夫婦は地元愛を大切にお店を営んでいます。

また、雁木通りには他にも個性豊かな飲食店や雑貨店が点在。

てわみ
てわみ

町歩きを楽しみながら、歴史と現代が交差する上越の今を感じてみてください。

人生を輝かせる夫婦の言葉 〜70代からでも遅くない〜

西脇夫妻が多くの人に勇気を与える理由——

それは「年齢を言い訳にしない」「今できることを大切に生きる」という実践です。

「若いころにできなかったことも、今だからこそできることがある。

年齢に関係なく、やりたいことをあきらめず、勇気を持って挑戦することが大事だと思います」

美智子さんの言葉は、同じ世代だけでなく、若い人たちにも深く響きます。

直行さんも、「妻の背中を見て、自分も挑戦したくなった。応援するつもりが、自分も夢中になっていた」とにっこり。

てわみ
てわみ

夫婦は、互いに刺激し合いながら、それぞれの人生を充実させています。

前回の放送では!
人生の楽園は25周年スペシャル長崎東彼杵町と京都&福島の物語!

こちらも見逃せない!
食彩の王国は秋の京都で丹波の栗と日本代表シェフの香り旅!10月11日放送

まとめ 〜夢を追い続ける夫婦の物語が教えてくれること〜

人生の楽園:公式HP

喫茶店「マリキータ」と「そば処なおじろう」は、単なる飲食店ではありません。

そこには、何歳からでも夢を叶えられる——人生のヒントと勇気が詰まっています。

「年齢や環境を言い訳にせず、心からやりたいことに挑戦する」

「別々の夢を追いながら、支え合い、尊重し合う」

「地域に根ざし、誰かを笑顔にする場を作る」

そんな素敵な生き方が、きっと多くの人の背中を押してくれるはずです。

もし上越市を訪れる機会があれば、雁木通りの「マリキータ」と「そば処なおじろう」に、ぜひ立ち寄ってみてください。

きっと、てんとう虫のような小さな幸せと、手打ちそばのやさしい香りがあなたを迎えてくれるはずです。

マリキータ

住所:新潟県上越市雁木通り沿い

内容:手作りケーキ、ブレンドコーヒー、軽食

そば処なおじろう

住所:マリキータ奥(同建物内)

内容:手打ちそば、天ぷら、季節の小鉢

人生の後半こそ、新しい自分に出会うチャンス。

今日も上越の町家から、幸せとおいしさ、そして人生のヒントが届けられています。

error: Content is protected !!