がっちりマンデー!とは?
TBS系列で毎週日曜日の朝7時30分から放送されている「がっちりマンデー!」は、日本全国の儲かっている会社や成長中のビジネスに密着し、その秘密を解き明かす経済バラエティです。2008年の放送開始以来、中小企業から大企業まで幅広く取り上げ、視聴者にわかりやすく経済の動きを伝えてきました。
今回ご紹介するのは、2025年7月6日放送回「僕たち上場しました!2025」です。この回では、最近上場を果たした注目の企業3社を特集。それぞれの企業がどのような商品や技術で上場を実現したのか、その背景や未来展望まで掘り下げて紹介されました。
目次
がっちりマンデー!番組放送の基本情報
• 放送日:2025年7月6日(日)
• 放送時間:朝7時30分〜8時00分
• 放送局:TBS系列
• 番組テーマ:「僕たち上場しました!2025」特集
MCの加藤浩次さん、進藤晶子さん、田北浩章さんに加え、お笑いトリオ・バッテリィズの3人も参加。専門家による解説や、現場での取材映像も盛り込まれ、企業の成長ストーリーがリアルに伝えられました。
特集企業その1:株式会社トヨコー
静岡県を拠点とする【株式会社トヨコー】は、長年にわたる技術開発の成果として、強力なレーザー技術「CoolLaser(クールレーザー)」を生み出しました。市場コード341Aで、東証スタンダード市場に上場しています。
CoolLaserとは?
CoolLaserは、最大6kWの高出力レーザーでサビや塗膜を効率的に除去する画期的な技術。例えば、橋脚に照射するだけで厚さ2mmの塗膜が数分で除去されます。従来のサンドブラスト法に比べ、作業時間を半分以下に短縮。さらに廃棄物やCO₂の発生も大幅に減らせるため、環境にも優しい工法として評価されています。
トヨコーの注目ポイント
• レーザー照射だけでインフラの老朽部分を洗浄
• 作業員の負担軽減、安全性向上にも貢献
• 海外市場からも引き合いが多数

社長の豊澤一晃さんは、「15年の研究成果が花開いた」と語り、今後はAI制御を導入した完全自動モデルの開発にも意欲を見せていました。
株式会社トヨコー:公式HP
特集企業その2:シマダヤ株式会社
次に登場したのは、家庭でおなじみの「流水麺」で知られる【シマダヤ株式会社】。こちらも東証スタンダード市場に、コード250Aで上場を果たしました。
流水麺の革新性
シマダヤの「流水麺」は、お湯でゆでる必要がなく、水でサッとすすぐだけでそのまま食べられるという便利な麺商品です。1988年の発売当初、「月面探査機を作るより難しい」と言われたほどの開発難易度を乗り越えた逸品です。

番組では、普段見ることのできない製造工場の内部にも潜入。高度な衛生管理体制や、麺のモチモチ感を実現するための「低温定着技術」などが紹介され、視聴者からも驚きの声が上がりました。
シマダヤの未来展望
• 夏場の主力商品として国内シェアを拡大
• アジア・欧米市場への輸出強化
• 植物由来素材の活用でアレルギー対策・健康志向市場を開拓
岡田賢二社長の「食のバリアフリーを目指す」という言葉が印象的でした。
シマダヤ株式会社:公式HP
「このサイトはアフィリエイト広告(楽天 Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。」
特集企業その3:株式会社Liberaware
3社目に紹介されたのは、千葉県発のテック企業【株式会社Liberaware(リベラウェア)】。市場コード218Aで東証グロースに上場し、注目を集めています。
IBIS2の技術的魅力
Liberawareが開発したのは、掌に乗るほどの超小型ドローン「IBIS2(アイビスツー)」です。サイズは約20cm×20cm、高さ6cmと非常にコンパクトながら、暗所での高解像度撮影やAI解析を可能にする高性能マシンです。
下水道や立坑など、人が入れない危険空間での点検に活躍し、作業員の安全性確保や、災害時のインフラ確認に革命をもたらしています。
リベラウェアの可能性
• 災害時の緊急対応、被害状況の把握
• 老朽インフラの事前点検・維持管理
• 世界市場を視野に入れたプラットフォーム構築

閔弘圭(ミン・ホンギュ)社長は、「3DマッピングとAIを融合した次世代インフラ点検の標準を作りたい」と語っており、まさに国際競争力のあるベンチャーです。
株式会社Liberaware:公式HP
がっちりマンデー!番組のハイライトと見どころ
7月6日(日)朝7:30〜📺#がっちりマンデー !!
— がっちりマンデー!! (@gacchiri_m) July 4, 2025
『僕たち上場しました!2025』
サビが爽快に取れるSFレーザー銃!?水で流すだけで食べられる麺!工場にテレビ初潜入!狭い隙間も軽々と点検する㊙ドローン!
放送ぜひご覧ください!#tbs #バッテリィズ pic.twitter.com/OfqwL8U5fj
今回の「僕たち上場しました!2025」では、以下の点が特に視聴者の関心を集めました。
• 工場・開発現場のリアル映像:エンジニアの真剣な姿や、製品が生まれる過程に密着
• スタジオでの試作品紹介:MC陣が実際に手に取って確認することで、技術への理解が深まる
• 社長インタビュー:上場までの苦労や成功の裏話を赤裸々に語る姿に、多くの視聴者が共感
SNSでは「#上場しました2025」のハッシュタグがトレンド入りし、起業家や学生からの反響も多数寄せられました。
テクノロジーが社会に与える影響
それぞれの企業が持つ独自技術は、単に儲かるビジネスというだけでなく、社会課題を解決する力を秘めています。
企業名 技術名 社会貢献の例
- トヨコー: CoolLaser インフラ修繕・CO₂削減・廃棄物削減
- シマダヤ: 流水麺 食品ロス削減・調理負担の軽減
- Liberaware: IBIS2 災害点検・安全管理・AIデータ活用

日本社会が抱える課題に対して、民間企業の技術が直接的に貢献していることが、番組を通じてよくわかります。
前回の放送では!
がっちりマンデー!ジャパネットの経営戦略を解説!千億円のスタジアム6月29日放送
こちらも見逃せない!
人生の楽園!ねもと工房7月6日放送!人生雨のち陶芸日和〜茨城・常陸太田市
今後の注目ポイントとまとめ
番組で紹介された3社はいずれも、国内市場にとどまらず、世界を視野に入れた技術戦略を打ち出しています。AI、サステナビリティ、グローバル展開といったキーワードが今後の鍵になるでしょう。
技術が人の生活をより豊かにし、社会課題を解決する手段になることを、この特集は強く示していました。がっちりマンデー!は、そんな企業を今後も紹介し続けてくれるはずです。
ビジネスや技術に興味のある方、これから起業を考えている方、ぜひこの番組と各社の公式サイトをチェックして、日本の未来を担う企業の動向を追ってみてください!