今回の人生の楽園は、山口周南市に佇む洋食店東洋館は、かつて亡き父が長年営んだ伝統の味と温かな家族の絆を受け継ぎながら、『東洋館』というお店をもう一度始めたのは、3人兄弟の末っ子47歳の濵田剛さんです。そして、昔このお店で働いていたお母さんのヨシ子さん(79歳)も、また接客を担当するためにお店に立っています。今新たな息吹を吹き込まれており、店内に流れる懐かしい雰囲気と、父の代から受け継がれるこだわりのレシピは、地域の人々にとってかけがえのない宝となっております。今回は、東洋館の歴史や再生への道のり、そして地元に愛され続ける理由について詳しくご紹介いたします。
目次
人生の楽園!山口周南市東洋館の歴史と家族の絆
東洋館は、若き日の父が15歳で山口県を離れ、上京して有名レストランで9年間修行を積んだ経験をもとに、周南市に開店した洋食店でございます。父は真面目で頑固一徹な料理人であり、その情熱と技術は家族全員に深く根付いております。父の弟である保さんも加わり、家族一丸となってお店を育て上げた歴史は、地域の皆さまにとっても心温まる物語となっております。父の味は、単なる料理の枠を超え、家族や地域の歴史を感じさせる大切な文化であり、代々受け継がれる宝でございます。
東洋館復活!父の味が生み出す思い出の洋食
東洋館のメニューの中でも特に愛されているのがBランチでございます。Bランチはエビフライ、チキンピカタ、ハンバーグの3品がセットになっており、父が丹精込めて作り上げた料理の数々が一度に楽しめるメニューです。幼い頃から家族とともにこの洋食を囲んできた多くのお客様にとって、Bランチは懐かしい記憶と温かい想い出を呼び起こす存在となっております。父の手作りレシピは、厳選された素材とこだわりの調理法で仕上げられ、どの一品にも深い歴史と家族愛が感じられます。
東洋館のメニューはこちら!

これらの料理は、地域の伝統を守りながらも、新しい風を取り入れることで、現代のお客様にも愛され続けております。
東洋館再開への挑戦と改装の軌跡
2021年、父が急逝し、突然の悲報とともに店の閉店が決定されました。母は深い悲しみに暮れ、夜も眠れぬ日々が続いたといいます。しかし、息子である剛さんは、父の味を絶やすわけにはいかないという強い思いから、バスの運転士として働きながらも、父のレシピノートや調理映像を頼りに料理の再現に取り組み始めました。剛さんは「父ちゃんの味は素晴らしい。日本の料理の素晴らしさを再確認した」と実感し、その思いを胸に、格安物件を借りて自ら改装に着手いたしました。2年にわたる丹念な研究と試行錯誤の末、昨年7月に再び東洋館はオープンし、父の伝統を次世代へとつなぐ場所として新たなスタートを切ることができました。改装は単なる店舗の再生に留まらず、家族の絆と地域への感謝の証として、心を込めた作業が一つ一つ行われました。
剛さんはやっぱり父親譲りの料理人の腕を持っているんですね。
スゴイ!
ハンバーグカレー食べたい。
東洋館の地域に愛されるBランチの魅力
東洋館が誇るBランチは、昼営業の頃から続く伝統のメニューでございます。エビフライのサクサクとした食感、チキンピカタの爽やかな酸味、そしてハンバーグのジューシーな旨味は、すべて父の代から受け継がれる絶品の味です。再開後も、このBランチは常連客だけでなく、初めて訪れるお客様にも大変な人気を博しております。昼食だけでなく、18時から午前0時まで営業される深夜食堂として、仕事終わりのサラリーマンや家族連れ、地域の高齢者の方々など、幅広い層に利用されております。料理の魅力は単に味の良さだけでなく、父の情熱と家族の温かい接客に裏打ちされた「心のこもったサービス」にもございます。お客様はBランチを口にするたび、懐かしい記憶と共に家族の温もりを感じ、また一層の安心感を得るのです。
食材の仕入れは自ら出向いて選ぶ!

出典:人生の楽園公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/?pc_yjweb
剛さんには「食材は自分の目で見て選べ」という、お父さん・義忠さんからの教えがあります。そのため、今でも食材を仕入れるときは、自分の足でお店まで行くのがこだわりです。
この日、最初に訪れたのは山口県岩国市にある精肉店「安堂畜産」。お父さんが「お肉を買うならここ!」と決めていたお店です。剛さんが自分のお店『東洋館』を再オープンしたばかりの頃、牛テールを注文したときに、お店の人が「東洋館さんですか?」と気づいてくれたことがとても嬉しかったそうです。
次に向かったのは、山口県光市の里山にある「IZUHO FARM(イズホファーム)」。ここは、剛さんの高校の先輩・出穂大治(いずほ だいじ)さんが営む、養蜂とイチジク農園です。この日は、出穂さんが家庭菜園で育てているニンジンを目当てに訪れました。剛さんと出穂さんは、お互いに自分の仕事に誇りを持っていて、リスペクトし合う良い関係です。出穂さんは「剛は昔からかっこよかったけど、今はもっとかっこよくなった」と話してくれました。

仕入れを終えた剛さんは、選んだ食材をお店へ持ち帰り、さっそくデミグラスソースの仕込みを始めました!
東洋館店内の雰囲気と温かな接客
東洋館の店内は、古き良き時代の面影を感じさせるインテリアと、家族の歴史が息づく小物が飾られております。母であるヨシ子さんは、常に笑顔でお客様を迎え入れ、その温かな接客は地域の方々から高く評価されております。店内には父の手作りレシピに基づく料理が並び、お客様が席につくと、まるで故郷に帰ったかのような安心感が広がります。ヨシ子さんの細やかな心遣いは、料理の味だけでなく、店全体の雰囲気を一層温かいものにしており、訪れる人々にとっては心のオアシスとなっております。

お客様同士の談笑や、家族連れが笑顔で会話を交わす光景は、まさに地域に根付いた「人生の楽園」と呼ぶにふさわしい雰囲気を醸し出しております。
東洋館の所在地とアクセス!営業時間
東洋館
〒745-0016 山口県周南市若宮町2丁目14
TEL:0834341467
安心安全”自家製”洋食:食堂
ひとまず18時〜0時営業(23時半ラストオーダー、完売早じまいあり)
月曜日火曜日定休日&たまに水曜
徳山駅より徒歩で約7分に位置している距離です。
日刊新周南電子版:2024年08月30日掲載[OPEN]【周南】「親父の味を受け継ぎたい」 あの「東洋館」が移転オープン
未来へ続く父の味と新たな挑戦
東洋館は、父の味を守り続けるだけでなく、今後も新たな挑戦を続ける決意を固めております。剛さんとヨシ子さんは、父から受け継いだ伝統を大切にしながら、現代のニーズに合わせたメニューの改良や店舗のサービス向上に日々取り組んでおります。お店の再開により、父の思い出が再び息づくとともに、次世代に向けた新たなストーリーが始まろうとしております。たとえば、近々テレビ朝日で放送される番組では、東洋館の再生と家族の絆について特集が組まれる予定でございます。これにより、東洋館の魅力がさらに多くの人々に伝わり、地域全体が一層元気づけられることが期待されております。

未来への展望として、東洋館はこれからも家族と地域をつなぐ大切な場所として、父の味と心意気を後世に伝えていくことでしょう。
新たな時代に輝く東洋館の存在意義
現代の食文化において、伝統を重んじる一方で新しい試みにも果敢に挑戦する姿勢は、非常に重要な意味を持っております。東洋館は、父の厳しい修行と長年の経験に裏打ちされた料理を提供しながら、地域のニーズに応える柔軟さも兼ね備えております。改装後の店舗は、清潔感あふれる明るい空間でありながら、どこか懐かしさを感じさせる仕上がりとなっております。お客様は、単に美味しい料理を楽しむだけでなく、家族の歴史や地域の温かさに触れることができるため、ここでの食事は心身ともにリフレッシュできるひとときとなっております。

今後も、東洋館は地域の「人生の楽園」として、伝統の味と新しい風を融合させた革新的な試みを続け、訪れるすべての人々に笑顔と感動を提供していく所存です。
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まとめ:人生の楽園!山口周南市の東洋館で蘇る父の味
人生の楽園での放送は、3月29日 土曜 18:00 -18:30 テレビ朝日
【楽園の案内人】菊池桃子、小木逸平(テレビ朝日アナウンサー)
山口周南市に根付く東洋館は、亡き父の味と家族の絆を大切にしながら、新たな挑戦に踏み出した洋食店でございます。Bランチをはじめとする料理は、父が残した貴重なレシピと、母の温かい接客によって、多くのお客様の心に深く刻まれております。悲しみの中から再生へと向かう剛さんの努力は、家族全体の絆と地域の支えを感じさせるものであり、東洋館はこれからも「人生の楽園」として、伝統と革新の両輪で歩み続けてまいります。今後も変わらぬご愛顧を賜りますよう、スタッフ一同心よりお願い申し上げます。
以上のように、東洋館は過去と未来をつなぐ大切な場所として、地域の皆さまに愛され続ける存在でございます。これからも父の味を守り、家族と共に歩む東洋館の今後の発展に、どうぞご期待ください。